異業種からの挑戦は、師匠に次いで2人目
お茶農家は「世襲(代々家族で引き継ぐ)」が当たり前の世界。全く別の業界から新規就農の道を切り拓いたのは、この地域で過去にたった一人だけでした。それが、現在私の師匠である宮本さんです。
相模原市緑区、陣馬山麓の急斜面に広がる茶畑。ここは特有の朝霧と激しい寒暖差により、古くから極上のお茶が育つ場所として知られてきました。最盛期には150軒もの茶農家がひしめき、美しい茶畑の風景が当たり前のように広がっていました。
しかし、時代の波とともにその数は激減。現在では、市場にほとんど出回らない「幻のお茶」となっています。私たちが守り抜こうとしているのは、ただの飲み物ではありません。数百年の歴史と、令和八年に神奈川県の頂点(知事賞)に輝いた、相模原が誇る極上の一滴です。
元プロサッカー選手 / FC相模 代表
「スポーツの力で地元・相模原を熱くする」という信念のもと、サッカークラブの代表として走り続けてきた。そして今、次なる挑戦の舞台として選んだのが、相模原の誇りである「佐野川茶」の継承。
お茶農家は「世襲(代々家族で引き継ぐ)」が当たり前の世界。全く別の業界から新規就農の道を切り拓いたのは、この地域で過去にたった一人だけでした。それが、現在私の師匠である宮本さんです。
師匠・宮本さんが異業種から飛び込み、人生をかけて守り抜いてきた茶畑と、知事賞に輝いたその技術。「この情熱のバトンを、ここで途絶えさせるわけにはいかない」。その思いに突き動かされ、2026年5月より正式に新規就農研修生として畑に入りました。
サッカー界から農業へ。師匠と同じく「よそ者」だからこそできる挑戦がある。80歳の師匠の背中を追い、急斜面で泥だらけになりながら、相模原の伝統を未来へ繋ぐ日々が始まっています。
スポーツも農業も、本気で挑めば人の心を動かせる。
ゼロからお茶作りに挑む日々のリアルな記録を、各メディアでお届けしています。